お知らせ

2020.05.11 しらゆりだより

5月 しらゆりだより

「発 見」

                           園長 布施実 

GWが終わりました。園児、保護者の皆様におかれましては様々な面で配慮される日々で、今までにない5月の始まりであったと思います。5月5日は子どもの日でした。私たちもちょっと離れた場所からですが、お祝いさせていただきました。

この今までに無い状況下でのGWではありましたが、お子様の日々成長していく姿の中に新たな「発見」をし、園児も「そうか!わかった!」等うれしい、笑顔の「発見」があったことでしょう。

先日、マスクをつけ、家内に頼まれての買い物帰りに、自転車で今まで通った記憶のない道に自ら迷い込んでみました。それが意外な程楽しく、「この道はこの場所に出るのか」「こんなところに小さなお地蔵さんがあったのか」と新たな「発見」をし、なんだかすごくうれしくなりました。幼い頃の遊び「探検ごっこ」で、母を心配させた記憶がよみがえりました。

日々静かな園の中にも様々な発見があります。その一つ、園庭の池にいる2匹の亀、「鶴は千年亀は万年」と言われるように有数の長寿生物で、過去に記憶されている最高齢は、175歳のガラパゴスガメだそうです。平均でも30年は生きられる動物で、園主によると、この亀は推定35歳位で、池からの脱走も何回か試みたことがあるとのことでした。この亀、水中を動いたり、陸にあがったり、じっとしていたりで大変かわいく、小便小僧のオブジェから流れ落ちる水を甲羅、首に当てている姿をよく目にします。まるで、マッサージ効果でもあるように気持ち良さげです。時には水の流れを不思議そうに見ている時もあります。「流れる水がすごく好きなんだろうな」という「発見」と同時に、「何故だろう?」と考え、なんだかワクワクしてきました。園児の皆さんも園での生活がスタートしたらぜひ見てくださいね。

5月中も緊急事態宣言が継続されることになりました。お家の中での生活が中心にはなりますが、対策をしっかりした上で、お子様が何かを学び「発見」できる場面を作ってあげてください。その時、「すごい所に気がついね。何故だろうね。」と共に学ぶ楽しさを大事にし、お子様の新たな「発見」を喜び、共感し、後押しする時間を大切にしていただけたらと思います。「もっと知りたい」という探求心が芽生え、学びへの「勇気づけ」にもなります。

5月は新型コロナウイルス感染防止対策の総まとめにしたいものです。そのためにも大変な面は多々あるでしょうが、今はそれを乗り切り、前向きに生活を充実させていきましょう。今後も様々な予定、お願いなどは緊急メール中心にお知らせしていきます。今月もご理解、ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。


pagetop