お知らせ

2017.10.27 しらゆりだより

11月のしらゆりだより

て
読書の励み
  今年の運動会はいかがであったでしょうか?お子さんにとって初めての長い時間をかけての行事。会場も日常で使用する場所でない空間で演技。園児たちはそういった変化に無頓着ではなく、何とか適応しようと頑張りました。空間認知能力というのは、尺度のつきにくいものですが、「正面/後ろ」「右/左」「このあたりに立つ」などといった判断をしようとしているのです。特に、本年は年長さんには整列=人と人との距離感を身につけられるように指導しました。 さて、誕生会の時に紹介する絵は私の高校時代からの友人である「鈴木まもる」という絵本作家・鳥巣研究家の作品です。約五十年つながる友人です。たくさんの作品を送り出していますが、現在は世界中の《鳥の巣》を集めて紹介しています。鳥の巣は一年ごとに使い捨てですので採集してもほとんどの場合問題はありません。多くの生き物は親や仲間に教わらずに巣作りをしたり、子育てをしたりしていきます。自然の力は本当に不思議ですね。九月に長年のテーマであった作品「てをつなぐ」(右下に表紙を紹介)を金の星社から出版しました。この本の主旨である『世界がつながる』という意図を受けて、出版元のホームページに絵を送ると「その画像がつながっていく」というパフォーマンスに年長さんが参加することにしました。仕上がりをお楽しみに。

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