お知らせ

2017.04.28 しらゆりだより

5月のしらゆりだより

新緑の季節を迎えます       園長 木室 忠明
 遅れて満開となった幼稚園の桜の花は、冷たい雨や強い風にも負けずに目を楽しませてくれました。しかし、ついに軸を落として緑の葉が広がり始めています。今は八重桜が満開となり、藤の花も色鮮やかに房を下げ始めています。一日一日、木々や花々は賑やかに色づきを変えてくれています。入園間もない年少さんも幼稚園生活三週目を迎え、ずいぶんとなれた表情を見せてくれるようになりました。新しい環境へ適応する力には本当に感心させられます。
 その<>という字は、「立っている木を斧で断つ」と書きます。新芽や新しく伸びた枝に近づいたり、折ってみたりしますと。『いい匂い』がします。フィトンチットという物質だといわれています。チットとは「殺菌」という意味で、木に寄ってくる害虫を排除する力があるのだそうです。ところが、この香りは人間には、逆に「気持ちをリラックスさせる」効果あると証明されています。
 春の連休が始まります。機会を作って森や林の中を歩くことも楽しい活動です。ヨーロッパでは「フットパス」と呼ばれる歩行者専用の道が広く、長く整備されていると聞きます。幼稚園の「親子遠足」では水元公園にでかけます。水元公園の奥には、相当に歩きごたえのある野鳥観察ルートなどがあります。ぜひ、ご家族でお出かけしてみてはどうでしょうか。

 


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