お知らせ

2016.12.02 しらゆりだより

12月の園だより

天の利、地の利、人の利を生かす ①

園長 木室 忠明

東京にも冬の厳しさが迫ってくる日々です。 四百年以上前の葛飾区や江戸川区は利根川や荒川の下流域の湿地が続く土地でした。鎌倉と西小岩の間を通るバス通りは、京を都として発する古東海道が香取大社や鹿島大社を結んでいました。後にこの荒地に国の中心を移した徳川家康の先見性には感謝をしなければならないでしょう。関東地方より北方や日本海側では冬と雪はつきものです。青空や太陽のぬくもりを感じる時間は大きな差があります。
 また、北半球の国々の多くの首都は北海道あたりの緯度にありますから、東京の気候や東京湾の地勢の有利さは他に例を見ないでしょう。私が二十五年程前、十一月から一か月間ヨーロッパに研修で訪れたとき、午前八時過ぎでも夕方の様に薄暗く、その中を学校に通う子供たちに不思議な感じを抱きました。
 この東京の天の利、地の利を生かし、寒さに負けずに冬を過ごしていきましょう。夜空のオリオンを眺めたり、氷の張るのを見つけたり、葉の落ちた枝先に新芽のふくらみを見つけたりして冬休みを過ごしてください。インフルエンザや伝染性胃腸炎等の感染症予防が大切です。通園バスにも感染症予防の処置をしています。徒歩や自転車での送迎にも木枯らしがつらい時期です。休養や栄養のバランスにもご配慮ください。


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