お知らせ

2016.11.01 しらゆりだより

11月の園だより

ひととかかわる     園長 木室 忠明

十一月を迎え、朝には肌寒さを感じるようになりました。今年度園ライフも後半に突入します。お伝えしましたように十一月の最初の取り組み「園外保育」では三つの学年を交流させて活動することにしました。小学校では異学年交流と呼んでいる活動です。年長さんは五歳児としての思いやりやいたわりの心をもって年少さん等のお世話をします。年少の子は見守られて安心して活動できるでしょう。いろいろな感じ方や判断の速さに合わせて活動する力は大切です。いわゆるコミュニケーション能力の芽生えをま座します。人と関わることは人間生活の中では避けていくわけにはいきません。そして、人間関係はいつでも〈愉快〉と行くわけにはいきません。「様子を見たり」「我慢をしたリ」「しかけをしたり」「しゃしゃり出たり」ということの成功や失敗を繰り返す体験を幼少期の集団活動の中で十分に味わっていくことが大切です。そして、重要な時には明確に意思表明をする力を持てるようになりしょう。

 幼稚園の生活の中で、人とのかかわりは日日、激しく変容をしていきます。子供たちは周囲の様子をそれなりに感じたり、感じないようにしたりして行動調整を身につけています。毎日「ひととのかかわる」との愉しみ、生きる力を身につけていきます。


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